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ホテル

ダナン三日月ホテル|3回泊まって分かった、向いている人と向いていない人

ダナン・ミカヅキ・ジャパニーズ・リゾーツ&スパに3回泊まりました。実際に払った金額、温泉がどこまで料金に含まれるか、日本感の強さで好みが分かれること、朝食の当たり外れまで。子連れではじめてダナンへ行く人に向けて、正直に書きます。

書いた人
Ninoa
公開
数値の確認
松を描いた絵のヘッドボードと、行灯のような枕元の照明

自分で撮影(2025-08)

海外のホテルでがっかりするのは、たいてい小さなことです

予約サイトの写真で見た部屋と、実際の清潔感がなんとなく違う。お湯の出が弱い。湯船が浅くて、ゆっくりできない。朝食が思ったよりおいしくない。コーヒーの味がどうも好きになれない。困ったときに、言葉が通じるか分からない。

ひとつひとつは、文句を言うほどのことではありません。でも積み重なると、その旅の手触りが確実に悪くなります。

ダナンに行くたびに1泊は「三日月」に入れているのは、そこで小さながっかりが起きないからです。これで3回目になりました。

派手な感動があるホテルではありません。そのかわり、予想を下回ることがない。子どもを連れていると、これが想像以上にありがたいのです。

先に結論:日本感が好きかどうかで決まります

ここは「日本式リゾート」を名乗っているだけあって、館内は日本らしさで溢れています。ロビーには相撲の土俵、受付の横には甲冑と屏風、ガラスケースの中には日光東照宮の神輿。

せっかく海外に来たのに日本っぽいのは嫌だ、という人には、まったくおすすめしません。 ここは本当に好みが分かれます。

逆に、こういう人にはかなり向いています。

向いていますはじめて日本からダナンへ/子ども連れ/東南アジアに少し不安がある/何泊かするうちに日本食が恋しくなる/日本の清潔感とおもてなしが欲しい
向いていません日本感が苦手/カップルでしっとり過ごしたい/街歩きや屋台を楽しみたい/とにかく安く泊まりたい

カップル向きではありません。 宿泊客の国籍はさまざまですが、子ども連れがとても多いです。子連れの側からすると「多少うるさくしても大丈夫」という安心になりますが、静かに過ごしたい人には逆に働きます。

それから、まわりにコンビニもスーパーもありません。市内中心部までは車で20分ほど。観光の拠点としては、正直まったく便利ではありません。

いくらかかったか(2025年8月・3名2泊)

部屋Premium Deluxe Double Ocean View(10階・85平米)
泊まった日2025年8月22日〜24日(2泊)
人数大人2+子ども1(11歳・エキストラベッド)
料金12,103,428 VND(約70,096円)
プランAutumn Offer - Breakfast Included(朝食つき)
予約公式サイトから直接予約

割引前は 13,219,142 VND、そこからモバイル限定の割引が 1,115,714 VND 引かれました。3人で2泊、朝食つき。わが家の感覚では、この内容ならむしろ安いほうです。

プランに含まれていたのは、朝食3名分、ミニバー(水・ソフトドリンク・ビールが毎日補充)、22階のインフィニティプール&ジャグジー、富士山プール、富士川、キッズクラブ、ビーチ、フィットネスとテニス(要予約)、日本庭園と音楽噴水。

そして温泉とウォーターパークも、追加料金なしで入れました。 ここは少し注意が要ります。

温泉が料金に含まれるかは、予約画面で確認してください

ネット上には「ウォーターパーク365(屋内エリア・温泉)は宿泊料金と別料金」と書かれている情報もあります。でも、わが家が泊まったプランでは、温泉もウォーターパークも追加料金なしで入れました。 実際に入って、何も払っていません。

プランによって変わるようです。予約画面の「料金込み」の欄を必ず見てください。

部屋:予想を下回らない、ということ

10階の85平米。いつも泊まるプレミアムファミリールームより一段小さい部屋でしたが、3人には十分すぎました。キングサイズのベッドの横に、エキストラベッドが入ります。

キングベッドの横にエキストラベッドを入れた客室の全景
ベンチとソファ、和柄のラグ。3人でも余裕がある 2025-08 撮影

海外のホテルで気になりがちなところを先に書きます。

  • 清潔感:写真で見たとおりでした。部屋も水まわりもきれいです
  • お湯とシャワー:水圧はしっかりしています。湯船に湯を張るのも問題ありません
  • トイレ:温水洗浄便座つき
  • アメニティ:漆塗りの箱入り。ひげ剃り、裁縫セット、シャワーキャップまで一通り
  • Wi-Fi:問題なく使えました
漆塗りの箱に入ったアメニティ
裁縫セット、シャワーキャップ、櫛、歯みがきセットが並ぶ 2025-08 撮影

壁には松を描いた大きな絵、枕元には行灯のような照明。日本らしさを出しているのに、部屋の中はやりすぎていません。ロビーで土俵を見たあとに部屋へ入ると、そのギャップに少し笑います。

そしてバルコニーに、青い陶器の深い風呂があります。

湯を張った青い陶器の浴槽。奥にガラス越しのシャワールーム
背面は青海波の和柄タイル 2025-08 撮影

私は国内の出張にも入浴剤を持っていく人間なので、この風呂には毎回やられます。湯を張って、持ってきた入浴剤を落として、外の空気を感じながら入る。これがあるから泊まっている、とまでは言いませんが、無かったら少し寂しいとは思います。

窓からは、ウォーターパークのライトアップが見えました。

客室の窓から見た、青くライトアップされたウォーターパークの夜景
2025-08 撮影

子どもが一日じゅう遊んでいる、という平和

敷地の中に、水着で入るエリアと裸で入る温泉の両方があります。とにかく広い。そして何度でも出入りできるので、子どもが疲れたら部屋に戻り、昼寝をして、また出ていきます。水着は部屋から着ていけますし、温泉側にはロッカーがあってタオルも貸してもらえます。

ウォーターパークの2階にはゲームセンターとファストフードがあります。親の私が「もう一回くらい休みたい」と思っても、子どもは一向に飽きません。ビーチへはカートで送ってもらえます。

はじめての海外は、親のほうが疲れます。知らない街で、知らない言葉で、子どもの体調を気にしながら予定をこなす。その予定を、1日ぶん「ホテルにいるだけ」にできるのは、想像以上に効きます。

日本人スタッフが日中はいます

受付の方に日本語は通じません。英語かベトナム語です。ただ、日中は日本人のスタッフがいます(夜はいません)。何か困っても、昼のうちなら日本語で相談できる。それだけで気持ちの余裕がまったく違います。

日本語が通じない時間帯も、受付の方は Google 翻訳を出して、こちらの言いたいことを真剣に聞いてくれます。この「真剣に聞いてくれる」が、このホテルのいちばんいいところかもしれません。

朝食:フォーは当たり、日本コーナーは期待しすぎない

朝食はブッフェです。種類がとても多く、フォーや卵焼きはその場で作ってくれます。このフォーが本当においしくて、私は毎回食べています。 飲み物のコーナーは、時間帯によっては少し並びます。

一方で、日本コーナーには「これじゃない感」があります。 寿司や太巻きのようなものが並んでいるのですが、あまりおいしそうには見えません。日本から来た人が、わざわざそこを選ぶ必要はないと思います。

日本感が売りのホテルで、日本食だけは期待しすぎないほうがいい。これが3回泊まって分かった、いちばん実用的な結論かもしれません。

ベトナム料理も西洋料理もたくさんあるので、そちらで十分に満足できます。

夕食は、ビーチ側にある日本食のお店へ行きました。こちらは「ここがベトナムだと思えば」という前置きつきですが、子連れにはとても安心できる味です。何泊かして、そろそろ日本の味が恋しいというときには、ありがたい存在でした。

知っておくと困らないこと

  • 21時を過ぎると、館内のショップが閉まります
  • ただし地下1階に自動販売機があります。お菓子、飲み物、化粧水まで買えます。こぢんまりしていますが、これで足りました
  • 地下1階のカフェのカフェオレがおいしいです
  • 市内への移動は Grab(配車アプリ)で、毎回だいたい850〜1,250円
  • ホテルの送迎もあります。片道 490,000 VND(4人乗り・大人2〜3人+荷物)
  • 送迎を頼むときは、来なかったときの手段も用意しておくと安心です(2025年8月の滞在で、実際に運転手さんが見つからないことがありました。詳しくは滞在記に書きました)

3回泊まって思うこと

はじめて日本から子どもを連れてダナンに行くなら、1泊はここに入れておくといいと思います。 日本感が苦手でなければ、の話ですが。

何度もダナンに来ている人や、旅慣れている人は、別のホテルでいいと思います。ここの価値は「小さながっかりが起きない」ことなので、自分で安心を作れる人には、少し過剰です。

私がそれでも毎回1泊だけ戻ってくるのは、期待を下回らないと分かっている場所が、旅のどこかに1つあると楽だからです。あとは、あの風呂のせいでもあります。

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